野菜の食べ方

野菜を一番美味しくいただけるのは、日本食だと思っています。なんといってもおひたし。茹でると栄養素って減るんじゃないの?と思ったソコのアナタ!その通りですが、ほうれん草や小松菜など、なっ葉野菜は茹でるとぐっとカサが減るので、おひたしや和えものにするのは賢い食べ方です。水洗いや下茹でなどで摂取できる栄養は少なくなりますが、食べる野菜の量を増やすと結果的に摂れる栄養の量は増えるのです。肉や魚に種類によって適した調理法があるように、野菜によっても扱い方は違うんです。美味しくいただける作り方のレパートリーを増やしていきたいですね。

例えば、野菜の切り方。タマネギやニンニクなど、細かく切る方が栄養が増える野菜もあるんです。栄養って増えるの?! って思いますよね。正確にいうと、野菜の成分が空気に触れて栄養に変化するんです。ニンニク・玉ねぎ・ネギ・ニラ、どれも加工前にはツーンとした香りがするのが特徴ですが、この匂いは血液サラサラ成分の元、硫化アリルという成分が原因です。この硫化アリルが酸化した「アリシン」が血をサラサラにしてくれる成分で、主な栄養分です。アリシンは酸化してできる成分なので、野菜を細かく切った方が空気に触れる面積が多くなり、たくさん引き出すことが出来ます。玉ねぎならみじん切り、ニンニクならすりおろしにすると効果的です。

ニンニクは、チューブの加工品より乾燥ニンニク(スーパーでよく見る球根状のヤツです)の方が栄養豊富。私は母がニンニク大好きだったこともあって、野菜炒めやお肉を焼くとき必ずと言って良いほどニンニクを使うので、我が家では、一人暮らしには珍しく乾燥ニンニクを常備してあります。私があまり風邪をひかない体質なのは、子供のころからニンニクを定期的に摂っているおかげ、かもしれません。その分、ブレスケアも必需品ですが。笑

また、栄養が水溶性の野菜はスープにして美味しくいただくのが良いです。玉ねぎやトマトは生のまま水にさらすと栄養が溶け出してしまうので、そういう野菜はまるごとスープにしてしまうのがおすすめ!栄養もそのまま摂ることが出来ます。トマトベースのスープや玉ねぎスープってよく見かけますが、こんな理由もあるんだと知っていると、なるほどと思います。シチューやカレーも素材を丸ごと使うことができますし、楽チンで作り置きがきくので私はよくつくります。ビーフシチューのルーはグリコのZEPPINがおすすめ!!
江崎グリコ – ZEPPIN

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