食べ合わせ

「野菜の食べ方」で紹介した「アリシン」について。この「アリシン」、実はすごいヤツで、結構特集が組まれていたりします。

ニンニクや玉ねぎ、ニラといった野菜にはアリシンが沢山入っているので、脂身の多いお肉と一緒に食べるといいです。肉の脂身は血管を詰まらせてしまい脳梗塞や心筋梗塞の遠因になりますが、一緒にアリシンを採ることでアリシンの血液サラサラ効果が発揮されます。また夏バテに効くと言われるビタミンB1(豚肉やうなぎ、レバーに多く含まれます)は、吸収が悪く摂取効率が悪い栄養素なのですが、アリシンにはこの吸収をサポートする作用があるため、一緒に食べると疲労回復や滋養強壮につながります。レバニラはスタミナがつく、と言いますよね。家庭料理や、昔からある食べ方、というのは理にかなったものが多いのです。次のサイトには、豆腐と鰹節、納豆とネギ、などよく見かける組み合わせの理由が載っているので見てみてください。
はつらつ健康ナビ 食べ合わせの効果

玉ねぎは生で食べる方が栄養豊富なのですが、私は玉ねぎの辛味が苦手で、サラダにしようという気になりません。くたくたになるまで煮込んだり、シチューに入れる分には大好きなのですが。玉ねぎって保存も効くしよく買うので、良い使い方がないかなー、と思っていたんですが、最近「玉ねぎを発酵させる」という食べ方をみつけて、ハマっています。一人暮らしだと作り置きが基本なので、できるだけ長く保つ食べ方をと考えるんですが、この発酵玉ねぎ、作り方は簡単なのに結構保つのです。私は一玉分作って一月くらいかけて食べ切ります。お肉の下味つけやサラダのソースにも使えて使い勝手が良いので、今のところ腐らせたことはありません。時間が経つほど旨味が増すので、変化も楽しむことができます。ただし、容器やスプーンは清潔なものを使うのが大前提!そして、腐らないうちに食べ切ってくださいね。私が作るときに見ているサイトを紹介しておきます。酵素効果で食卓の旨みをちょっとアップできるので、雰囲気を変えたいときに是非。
みんなの今日の料理 発酵玉ねぎ

また、お刺身を注文すると必ずついてくるツマ。実はこれも先人の知恵が隠されているのです。大根に含まれる「ジアスターゼ」は消化を助けてくれますし、刺身の生臭さを消して口直しになる効果もあります。大葉やみょうがなども消化のサポートになります。魚は非常に栄養価が高く低脂肪なので、肥満防止にも効果的なんですよ。海藻のツマもよく見かけますよね。魚と海藻を合わせて食べることで、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルも合わせて摂ることが出来るので、バランスの良い食事になります。

飲酒するとき、高タンパクのものを摂るのもおすすめです。肝臓の代謝を助けてくれるので、悪酔いしにくくなります。アセトアルデヒドを分解する肝臓にエネルギーを送ってくれるんですね。だから私は、お酒を飲むとき意識して魚をよく食べるようになりました。

食べ合わせには、相乗効果を発揮する良い食べ合わせの他にも、お互いの良さを潰してしまう悪い食べ合わせもあります。次のサイトでは意外な悪い食べ合わせを紹介していて、思わず「なるほど〜」と勉強になりました。
TABI LABO え、逆効果?健康的だと思ってたけど本当はNGな「食べ合わせ」

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