お酒のハナシ

皆様、お酒は好きですか?私は、大大大大好き、です。

「お酒」と聞くだけでマイナスイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、それはマナーの悪い酔っ払いが悪い。お酒は悪くない、と私は声を大にして言いたい。ここではお酒の「身体に良い」面を紹介したいと思います。

まず、お酒は醸造酒、蒸留酒、混成酒の3種類に分けられます。

醸造酒:原料を発酵させたもの
例:日本酒、ワイン
蒸留酒:醸造酒をさらに熱し蒸気を冷やしてお酒にしたもの
例:ウィスキー、焼酎、泡盛
混成酒:種々のお酒を混ぜたり、果物を加えたもの
例:梅酒、リキュール

醸造酒には原料の栄養成分や発酵の過程で生じる成分がそのまま含まれているため、他の種類に比べて栄養分が豊富です。だから、栄養、という面で見るなら日本酒やワインがおすすめです。中でも、日本酒はお米と米麹を発酵させて造っているため栄養成分が多いです。
日本酒に栄養が豊富、というのは有名ですが、調べれば調べるほど「日本酒すげぇ…」となります。

よく特集されているポリフェノールや、血行促進効果のあるアデノシン。アデノシンには血管を拡張し、血流をよくし、身体をポカポカさせる効能があるのです。最近研究の進んでいる「アミノ酸」はグルメ番組などでもよく取り上げられますが、日本酒には非常に多く含まれていて、特に必須アミノ酸がすべて含まれています。必須アミノ酸とは、必要なアミノ酸のうち、体内で生成できず食事などで摂取しないといけない分のことです。これが全て含まれている、と言うのはすごいことです。さらに、アミノ酸が2つ以上結合した「ペプチド」は、記憶力の改善や血圧を下げる効果が注目されており、高血圧や糖尿病予防にも効果があります。たくさん並べましたが、これら全て、日本酒に含まれる栄養分です。大学時代の教科書を引っ張り出してきて書きました。笑

私はお酒の中では白ワインが大好きなのですが、次のサイトでは赤ワインに比べてフォーカスされない白ワインの栄養分について、広く深く書いてくれています。ぜひご参考に。
ヘルスUP 日経Gooday 30+ 白ワインにも健康効果はあるのか

しかし。「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざがあるように、何事も適量が一番なのです。二日酔いにならないように、何より、世間様からの酒好きの評価を下げるようなことをしでかさないように、限度を知って楽しみたいですね。酒は飲んでも呑まれるな。心構えが大切です。

ちなみに、日本酒の1日の適切な摂取量は1合程度だそう。ただし量も目安になりますが、飲み方の方が大事です。何も食べずにアルコールばかり入れるような飲み方はおすすめできません。おつまみでも良いので、何か胃に入れるだけでアルコールの吸収を抑えられます。私は、最初にアルコールの吸収をゆっくりさせる油料理を少し食べて、後はさっぱりしたタンパク質食品や野菜にシフトするようにしています。

お酒で悪酔いしたときは果物を食べてください。「酔いすぎたな〜」と思ったら、レモンなどをかじるとアルコールの分解が早まって酔いを覚ますのに効果的です。私は家にみかんを常備していて、飲んで帰ったらみかんを食べるというのが習慣になっています。笑

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